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5/26/2007 タイに行きタイ!ということで、明朝10時のフライトで行ってきます!「楽園」に!!
バンコク経由で、ちょうど1年ぶりのプーケット。
今回もピピ島まで足を伸ばし、3泊4日のピピ滞在。
久しぶりに向こうの友達に会えるのも楽しみ。
今年はカイ島にも行ってみることにしました。
・・・9日間のバンバンバカンス!楽しんで行ってきます〜 5/25/2007 第四章 ボホール島と旅の終わり11/2(木)セブに来て6日目。
この日は予ねてより楽しみにしていたボホール島に行く日。
今回はホテルのツアーではなく、現地の代理店で予約を取った「ボホール島1日ツアー」。
この日であれば他に1組参加者がいるということで
一人参加の自分もこのツアーに参加できたのだ。
ピックアップバスは別のホテルで「もう1組の参加者」N夫妻をピックアップし、港へ。
このN夫妻はどうやら新婚さんのようだ。しかも自分と同年代!
海外旅行は全然不慣れだが、お互いの趣味であるダイビングをしに、初めてのセブに来たという。
とても感じの良い方たちで、港に着く前にすっかり仲良くなってしまった。
港に着くと、うちのツアーガイドの女性がチケット窓口でなにやら揉めている。
その近くで自分たち3人は待っていたのだが、
港の周りにはチケットのおつりの小銭をねだる子供たちがたくさんいた。
気づくと服の裾を引っ張り、お金をくれと言うのだ。特に日本人や欧米人の周りから離れない。
チケットを買う人の列には裕福なフィリピン人の家族とその子供もいて、
それをジッと見つめる貧困層の子供たち。なぜか裕福なフィリピン人には近づかない。
裕福な家の女の子はフリルやリボンのついた可愛らしいワンピース姿、
かたや、小銭をねだる子供たちは埃の被った髪の毛に、
汚れて穴のあいたTシャツに短パン、そして裸足。
女の子のヒラヒラとひるがえるワンピースとレースの靴下を
ジッと睨んでいたかと思えば、プィっとそっぽをむく同年代の女の子。
もちろん格差社会はアジアに限ったことではないが、
ここフィリピン(セブ)では、金持ちか貧乏か、そのふたつだけ。
同じフィリピン人でも、明暗がハッキリとしているのだ。
金持ちはプール付の豪邸に運転手付の外車、
外食、旅行、新しい洋服にブランドバック・・・有り余るお金を持っているが、
貧乏は家とは呼べないような建物に住み、日々の食べ物もままならない。
港で見た子供たちの格差社会は、平和ボケしている自分たち日本人観光客にとって、
目を背けたくなるような、見たくないようなフィリピンの現状を物語っていた。
ツアーガイドの声で我にかえる。
どうやら女性ツアーガイドは港の建物の中には入れないらしい。
この時知ったのだが、このガイドはホテル~港までで、
あとはボホールに着いてから別の現地ガイドがついてくれるという。
ガイドは船のチェックインをして船が出港するまで一緒に付いていてくれようとしたが、
チケットブースの女性に船に乗らないなら、絶対ダメだと言われたらしい。
「しょうがないから、ここからはあなたたちだけで行ってちょうだい。
建物の中に入ったらチェックインして、チケットの半券を渡して、
あとは出港まで、待合所で待っているのよ。外に出たり、乗り遅れたらダメよ。
念のため船が出港するまで、私は外にいるけど。じゃ、よろしく!」
と笑顔で送りだされた。
オッケィ!じゃ、行ってくるねー!と行きかけたが、N夫妻は
「ずっとつきっきりでサポートしてくれるんだと思っていたのに・・・」とはかなり不安そうだ。
大丈夫大丈夫!じゃ、一緒に行きましょう、と声を掛けた。
ノートに名前や国籍、年齢などを書いてチケットを渡したらもうチェックイン完了。
チケットもぎりのおっちゃんに「マーヨン・ブンタッグ!(おはよう)」と声を掛けながら、
ちょっとした会話を楽しみつつ、船の待合所でN夫妻と過ごす。
N夫妻は「初めての国に一人旅」「カタコトの会話をする」自分を
大げさなくらい「頼りになる」「あなたがいてくれて良かった」
「私たち2人だけじゃ怖くて乗れなかった」と言ってくれ、かなり気恥ずかしくなってしまった・・・。
イヤ・・・ただのノリと勢いだけなんすけど・・・(照)
この船はエアコンつきだし、そんなに「臭く」ないし、かなりきれいで快適!
しかも指定席だから、熾烈なシート争いもなく、席についた。
すぐにN夫妻は寝てしまったようだが(朝のピックアップが早かったし!)、
自分はエアコンの寒さに耐えられず、また外のデッキが好きなので、彼らを起こさないように席を立つ。
外のデッキが気持ちいい!天気も最高!
1時間半ほどの船の旅もアッという間。ずっとデッキで過ごしたが、
ボホール島がだいぶ近づいたところで、N夫妻もデッキにあがってきた。
写真を撮ったり撮られたりして、船はボホール島・タグビラランの港に到着。暑い!!!
港の外に出ると、現地ガイドのノリさん(ピーナ)が待っていてくれた。
彼女はホントに日本語が上手!!しかもノリが良くて、スタイル抜群のべっぴんさん。
楽しい1日になりそうだ。
タグビラランの港から車に乗って、まずは血盟記念碑。
この記念碑は1565年3月、フィリピンを統治していたスペインの初代総督レガスピがボホール島に上陸。
後に島民の信頼を得たレガスピと首長ラジャ・シカトゥナは、互いの腕をナイフで切りあい、
流れ落ちる血をワインに注ぎ飲み交わす事で友好を深めたと言われ、その歴史を今に伝える記念碑。
高台にあるこの記念碑の向こうは青い海。ボホール島と橋で繋がっているパングラオ島も見える。
次のロボク川クルーズに向かう道中、スペイン統治時代の建物や教会、古い町並みが続く。
のんびりと静かな時間が流れる、とても素晴らしい島だと思う。
そしてロボク川から船に乗り込む。・・・船というより屋根のついた水上レストランといった感じ。
船着場にはその水上レストランがたくさん停泊され、
それぞれ10~40人ほどのツアーの観光客がたくさん乗っていた。
自分たちの乗った船は、欧米人、韓国人、中国人、フィリピン人・・・
たまたまなのか、日本人は自分たち3人だけだった。
まずはブッフェスタイルのフィリピン料理のランチ。
ギターの生演奏と歌を聴きながら、ひとしきり食べたところで出港。
前日の大雨のせい(だとガイドが言っていた)で、川の水が緑茶色・・・
川には同じクルーズ船がたくさん走っているが、
島の子供たちは船に轢かれないように泳いでは船のデッキにつかまり上流へ、下流へ、と移動している。
ちょうど船がすれ違うタイミングで川に飛び込み、必死で泳いで対向の船のデッキにつかまる、
という遊びが流行っているらしく、何人もの子供たちが泳いで船から船へ移っていった。
船のスタッフも子供たちはボートにつかまるだけで、上がってくるわけではないので、
その遊びを暗黙の了解で認めているようだ。
川の左右は、樹木がうっそうとした森。子供たちはその木の上からターザンのように水に飛び込む。
・・・・・なんかいいなぁ。
島の暮らしは決して贅沢ではないけど、素朴で、子供たちのテリトリーは自然の中。
海や川や森で、泳いだり、釣りをしたり、大声ではしゃいだり・・・
何もないからこそ、自然と向き合う子供たち。
一人でゲームやパソコンとしか向き合わない日本の子供たちとは違う。
顔つきも体つきも違う。「たくましい」という言葉がピッタリな無邪気な子供たち。
続いて、世界最小と言われる、メガネザルの「ターシャ」のいる自然保護区へ。
ターシャは本来夜行性のため、昼間はほとんど動かないが、
観光客がくると半分ねぼけた状態でのんびりと動くターシャを観察できる。
手のひらに乗るほどの体長10㎝ほどの小ささ!
マジで「ちっちぇ~!!」 マジで「かわいぃ~!!!」
このターシャ、ここボホール島と近くのレイテ島にしか存在しない。
ガイドの話によると、ターシャを他の島につれていくと(繁殖のためなど)、
ナント!「自殺」するらしい・・・・ターシャ恐るべし!!
ターシャは自分や祖先たちが生きてきたこのボホール島をでるくらいなら、
死んだほうがマシだ、と思っているらしい。(ホントか?)
ターシャの頭(のてっぺん)は柔らかく、
自分自身で木に頭を打ちつけて自殺するのだという。(ホントか?)
そんなにも愛国心(愛島心?)があるって、すごいよな~
ターシャに後ろ髪を引かれつつ、次は「チョコレート・ヒル」へ。
日本で有名なのは六本木ヒルズだけど、ココ、ボホール島といえば、チョコレート・ヒル!
700段?ほどの階段を上ると展望スペースがあり、
周囲55kmに渡って、約1200個もの、高さ40~50mの円錐形の小高い丘を見渡せる。
すごい景色!!!風も気持ちいい。
乾季(4~6月)にかけて緑色から枯れ草のチョコレート色に変わるため、そのような名前になった。
しかし、時期、この丘群ができた理由などは、未だ解明されていない。
最後に訪れたのは、「バクラヨン教会」。
1595年にイエズス会員によって立てられた珊瑚で出来た石造教会はフィリピン最古の教会。
・・・フィリピン最古ってすごい!
窓には当時造られたステンドグラスが今も尚、教会内部を七色に染め、
祭壇には細かな彫刻がそのまま残され、荘厳さが漂う。
また石造りの壁は緑色のマーブル模様になっていたのでガイドに聞くと、
壁は珊瑚で出来ているのだが、400年以上経った今も、珊瑚から水がしみて来て、
緑色の藻?カビ?のようになってしまうのだとか。
そのまま、車はタグビラランの港へ。
あっという間のボホール周遊だった。
町並み、海、自然・・・セブとは比べようもないくらいのんびりした島。
今度は3~4日間ほど、この島に泊まってゆっくり見てみたいと思った。
11/3(金) セブ滞在最終日。
最後はやっぱり「アイランドホッピング」でしょ!ってことで
再度、Saiのガイドのもと、前回と同じコースでシュノーケル三昧。
パンダノン島では、再びジュンジュンや島のみんなに歓迎され、1日を過ごした。
ここでSaiとは本当に仲良くなれ、日本に帰ってからもずっとコンスタントにメールで連絡を取っている。
こんな出会いがあるから、旅は止められない・・・
人との出会い、景色との出会い、新しい文化との出会い・・・
最終日は思う存分、セブの海を堪能した。
夜はセブ最後の夜だから、と奮発して日本食レストラン「海舟~Kaishu~」へ。
別に日本食が恋しかったわけではないのだが、
ガイドブックに載っていて何だかよさそうな雰囲気。でも結構イイお値段の店。
一人旅で唯一残念なのは食事。
一人で店に入ることには何の抵抗もないんだけど、結局一人じゃ色んな料理が食べられない。
ビールと1品。それで量的には充分。
せっかくその土地の料理を食べるんだから、どうせなら色んな料理をちょっとずつ食べたい。
でも、何品も頼んでも一人じゃ食べきらない・・・
だから結局、屋台で軽く食べてビール飲んでオシマイって感じだったり、
フードコートやファーストフードで済ませてしまったり・・・
また、時には市場やスーパーで買ってきて、ホテルの部屋で食べたり・・・
だから、ちゃんとしたレストランで食事を取ることがあまりない。
でもせっかくだから、何かおいしいものを食べて帰りたいと思い、
日本食レストランでコース料理を頂いた。
少しずつ、色んな料理が食べれる・・・やっぱ日本食のコース料理って素晴らしい!
しかもこの「海舟」日本人オーナーなだけあって、衛生面、スタッフの教育、
何よりも「料理がものすごく旨い!」素晴らしい!
自分は一人だったためカウンター席に通されたが、
カウンター内のフィリピン人スタッフともすっかり仲良くなってしまった。
一人で来て(スタッフ曰く、駐在以外の日本人が一人でくることはかなり珍しいらしい)、
覚えたてのヘンテコ?な現地の言葉をいう自分(私)のことが、おかしい、らしい(笑)
でも逆にこちらからすると、フィリピン人が刺身を切っていたり、
イカの塩辛を作っていたり・・・・なんか不思議(笑)
こっそりと「塩辛食べれる?」って聞いたら、
小声で「食べれるけど・・・ホントは好きじゃない」だって!(笑)
そりゃそうだよな~(笑)
それにしても、日本では人見知りな性格なのに(ホント!)、
海外へ出るとすぐに現地の人たちと溶け込める得な性格だと思う(笑)・・・自分で言うのもナンだけど。
結局そこのフィリピン人スタッフ・・・特に「B」と仲良くなり、
後日、美味しい料理のお礼にBを始めとするお店のスタッフに
日本からフィリピノ語で手紙を書いた。(辞書と首っぴき!)
Bからも1度メールが来たが、お互いの回線の不具合で
こちらからのメールが届かなかったり、向こうからのメールが届かなかったり、と
なかなか連絡が取れなくなっているが、
Bは「次にセブに来た時はまた絶対にお店に食べに来てよ。
この店もボクも、君がくるまで、ちゃんとココにいるから」って言ってくれた。
その言葉が本当に嬉しかった。
次回、セブに行った時も彼らに会いに行こう。そして美味しい料理を堪能しよう。
そして翌11/4(土)
早朝のピックアップで空港へ・・・長いようで短かったセブの旅。
初めての国、初めての島、たくさんの出会いがあった。
太陽を浴びて、海で泳いで、美味しいものを食べて、
そして、島のひとたちとのふれあいがあって・・・
こういうのを幸せ、と呼ぶのだろう・・・生きてる~って気がする(笑)
また日本では満員電車にギューギューに詰め込まれ、毎日パソコンとにらめっこ。
時間に追われ、仕事と家の往復に、時々、酒。
生きていくためには金が必要。だから働く。
でも、自分にとって、やっぱり「楽園」がなくては生きていけないなーって思う。
楽園万歳!セブ万歳!
また行くぜ!待ってろよ~!
おしまい。 5/23/2007 第三章 楽しむ、ということそれからの数日間は、本当にのんびりと過ごした。
朝はゆっくりと朝食を取って、ホテルの中を散歩をしたり、
メインプールのプールサイドチェアやビーチチェアで一服。
それから水着に着替えてホテルのファミリープールへ。
このファミリープールは敷地内のちょっと離れたところにあり、全く人が来なくて静か・・・
泳ぐには浅いけど、意外と広くて、とにかく静かなので穴場スポット。
本とビールとタバコを持ち込んで、のんびり日光浴。暑くなるとプールへドボン!
というか、暑すぎるので、プールチェアを日陰に移動させつつ、のんびり。
ホントはビーチで波の音を聞きながら・・・が理想だけど、
なんせビーチはどこまでも遠浅・・・昼前には干潟になってしまうのだ。
でも、ま、誰もいないプールサイドも静かで気持ちいい。
しかしお昼を過ぎた頃になると、もう南国の殺人的な暑さはピークに。
日陰だろうが、ビールを飲もうが、ぬるくなってきたプールに浸かろうが、どうにもならなくなってくる。
暑さであんまり食欲がないが、この暑さから一旦逃れる為にレストランでランチタイム。
(どうせミールクーポンがあるし・・・これがあるうちはランチ代ケチってココで食べてやる)
・・・冷たいビールが最高だね~(飲んでばっかりだな)
午後は洗濯してからプールへ戻ることもあるし、タクシー呼んで街に買い物へ行ったりする。
街に出るなら、ホテルのあるマクタン島から、橋を渡ってセブ島(セブシティ)へ。
セブシティまでは昼間なら車で約1時間。
ある日のこと。まずは若者に1番人気のショッピングセンター「アヤラ・センター・セブ」へ。
広くてきれいな建物は吹き抜けになっており、ブランド品・衣料品・雑貨・本屋・マッサージ・・・・・
もちろんレストランやファーストフード、フードコートも充実。
でも、広すぎてきれいすぎて、なんだか落ち着かない・・・
ざっと回って、とりあえず欲しいものもなかったので、ココは早々に退散し、
タクシー乗り場から乗ること、約5分。
次はフィリピンでもっともポピュラーなショッピングセンター「SM(シューマート)」へ。
こちらもとにかく巨大な建物に吹き抜けの300店舗以上ある店内。
デパート、レストラン、専門店、スーパーマーケット、ボーリング場まで・・・とにかく広い!!
おまけに吹き抜けの中央フロアではカラオケスペースまである!
(フィリピン人は歌やダンスが大好き。ホテルやレストランのスタッフはいつもみんな大声で歌っている)
カラオケメーカー?が機材を置き、たぶん1曲いくら、とかで商売してると思われるが、
とにかくみんなマイクを持ったら離さない・・・大声で歌いまくりだ(笑)
最初のうちは、ココが何階なのか?どのフロアなのか?何があるのか?わからなかったが、
相当ウロウロするうちにだんだん館内がわかるようになってきた。
このショッピングセンターは広いけど庶民的な感じがして、楽しい。
お土産や買い物など、色々見て回ったり、疲れたらフードコートやカフェで休憩したり・・・。
でもガイドブックに載っていて行きたいと思っていたタイマッサージの店は、
とうとう最後まで見つけられなかった。・・・残念!
いい加減荷物も増え、疲れてきたので、行きつけの「パラダイス・スパ」へ行くことにする。
送迎があるので、帰りのアシ代も浮く。
(テレ)フォンカードを購入して、セブで初めての「公衆電話」に挑戦!・・・全く繋がらない。
よーくみると、フォンカードと公衆電話のメーカーが違うようだ。
購入したフォンカードが使える電話機を探すこと20分。・・・あった~!
ったく、面倒臭いぜ。日本ではテレフォンカードはどの公衆電話でも使えるのにな~
店に予約の電話を入れると「お~○○さん!電話待ってたよ~」的なすっかり常連気分(笑)
でもココはセブシティ。迎えには来てくれるがマクタン島内のように無料ではないらしい・・・
(それでも日本円で200円程度だけど)
しかしその時間、ココまでピックアップにくるのに、道が混むので1時間は掛かるという。
「タクシーの方が早いし、ウチの有料の送迎よりも安いよ」というので、タクシーで行くことに。
結局この「パラダイス・スパ」には4日連続で通った(笑)
あと、マクタン島で行ったのは「ガイサノ・マクタン」というショッピングモール。
衣料品や雑貨、ファーストフードなどがある庶民的なショッピングモールの地下は
広~いワンフロアのスーパーマーケットになっている。
ここでビールやミネラルウォーターやフルーツなど買い込んでおくと、
ホテルの「バカ高い」コンビニで買わずに済むのだ。
このショッピングモールは本当に「庶民的」な感じ。
お土産品などもあるが、一体どのくらい放置されているのかわからないくらい埃をかぶっていたり、
ものすごーくレトロ(我ながらオブラートに包んだいい言い方だと思う)な品々がたくさんあって
見ているだけでもおもしろい。(笑える)・・・ここはお気に入りの店となった。
しかし、一度困ったのは、
このガイサノマクタンの地下のスーパーの電話から、パラダイススパを予約し、
迎えのピックアップを待っていた時のこと。
「じゃ、ジョリビー(ファーストフード)の前に(夜)7時で」と約束して、5分前からそこで待ったが、
20分過ぎ・・・30分過ぎても、いつもの男性ドライバー「ボイエ」は来ない・・・。
こんなことはないので、心配になり、店に電話を掛けにまた地下のスーパーに戻った。
スーパーは8時まで営業しているのは事前にチェックしていたのでもちろん開いていたが、
な、な、なんと電話があるコーナーはクローズしていた・・・・・!
(ここのスーパーはインターネットサービスのお店の中にしか公衆電話がないのだ)
ぎょえ~~~~~どうすんのさ?!
とにかくショッピングモール内、もしくはその近くに公衆電話がないか、従業員に聞きまくるが、
日本同様、セブ(フィリピン)も携帯電話の普及率が高く、今や公衆電話の数が少ないため、
この辺りには他に公衆電話は、ないと言う。
参ったな・・・
おまけにウロウロしてる自分に
「いい店知ってるから・・・レストラン行く?スパに行く?紹介するよ、友達の店」
と、ずーっとしつこくつきまとうピノイがウザイし・・・。
仕方なくまたジョリビーの前に戻り、更に30分、ピックアップを待ったが、来ない。
もーいいやー。タクを捕まえよう。
(最初からタクっても良かったが、単にタク代をケチっていた・・・せこい!)
タクで店まで行って受付でいつものスタッフたちに
「ずっと待ってたのにさ~どうしたのさ~?」と聞くと、
ドライバーのボイエもジョリビー前で待ちぼうけを食って、
次のピックアップがあったため、やむを得ず退散したらしい・・・
で、ボイエもお店のスタッフも自分のことをとても心配してくれていたとのこと。
先方からしても、待ち合わせ場所にいない!電話も掛かってこない!と思っていたらしい。
ん?どういうこと??
実は自分は車で来るボイエのために通りに面した「ジョリビーの前(外)」にいたのだが、
どうやらボイエはモールの建物内に入り、「ジョリビーの正面入り口前」で待っていたらしい・・・
アンラッキー!・・・ボイエ、ごめんよ~
そう、こんなことがあるので、「携帯電話がない」って不便だな、と思う。
日本ではいつでもどんな時も「携帯」で連絡を取り合える。
やっぱりそのまま海外で使える携帯(わざわざ事前にレンタルしなくていいやつ)にしようかな~
さて、そんなのんびりとした時間を過ごし、ものすごく満喫してるように書いたが、
実は旅の前半は、旅を心から楽しんでいた、というのでもなかった。
何よりもショックだったのは、ホテルのビーチが「干潟」状態だったこと。
たしかに満潮時は「多少」波打ち際まで水があったものの、泳ぐどころか、
とても浸かるような海水量ではなく、持っていたガイドブックのビーチの写真とはあまりにも違っていた。
また、ホテルから街に出るには通常の10倍の値段のホテルタクシーを利用するしかないということ。
たしかにホテルを決めた時、ツアー指定のホテルとはいえ、多少の予習はしたし、
ある程度街から離れている=静かでのんびりできそうだ と思っていた。
しかし、食事・買い物・観光をするには、ホテルの外に出ることも必須であり、
そのための手段は何かしらあると思っていた。
それがあまりにも閉鎖されていて、街どころか歩いて大通りまでも出れない。
また、ホテルのスタッフに対しても最初のうちは、いい印象がなかった。
街に出ても、しつこい客引きやダラダラと仕事をサボるお店の店員にもウンザリしていた。
だから、セブ島に対して、ホテルに対して、色んなことに対して、
ちょっと・・・ガッカリしていた。
心の中で文句ばっかり言っていた。
だけど・・・
せっかく旅に来て、南の島の楽園に来て、文句ばっかり言ってたらつまんないよなって思った。
そんな旅も折り返しに入る頃、ホテルや街やレストランやタクシーで、
少しづつ覚えたてのフィリピノ語(タガログ語)やピサヤ語(セブで日常使われる言語)で
挨拶や言葉を交わすようになった。
すると、ピノイ(フィリピン人)の反応がガラッと変わったのだ。
自分の拙いフィリピノ語に、驚いたような、それでいてものすごい笑顔で言葉を返してくれるようになった。
そんな些細なことで、自分のセブでの旅が一気に変わっていった。
文句ばっかり言ったって、何も生まれない。
良いところも悪いところもひっくるめてその土地を楽しめなければ、
その旅はつまらないだけのものになってしまう。
そう思った。
自分の後ろ向きな態度は、きっとまわりにも伝わっているのだと思う。
イヤなことも見方や発想を変えれば、楽しいと思えるのだと思う。
全ては自分次第。
そう思った。
それからの旅は、人・モノ・景色・・・・・素晴らしい出会いが待っていたのだが、
その話は第4章へ続く。
5/18/2007 第二章 楽園の旅10/29(日) 二日目の朝。
目が覚めてカーテンを開けると快晴!庭の緑がまぶしい。
レストランでブッフェの朝食を軽めに食べる。
昨日は暗くてよくわからなかったが、目の前のビーチは干潟状態!
・・・なにこれ。泳ぐどころか、海水すらないじゃん。
いくら干潮だとしても、延々・・・はるか先まで行っても足首ほどしか水がない。
ガイドブックに載っていた写真・・・
たしかにこのビーチの、この風景だけど、白い砂浜とブルーグリーンの穏やかな海の写真を思い出す。
・・・で、現実は干潟。緑の藻と茶色い藻がクッタリとしていた。
ショック・・・・・・・こんなんでこのビーチ、泳げんの?
こんなに遥か彼方までこのカラッカラの干潟が、
満潮になったら、本当にあのブルーグリーンの美しいビーチに変身するのだろうか?
ホテルのプライベートビーチで、まったりしたり、シュノーケルをするのを
南の島での楽しみとしている自分は、この状態に一抹の不安を覚えた。
もしかしたら、セブの海は常に遠浅で、ホテルのビーチでは泳げない?
「シュノーケル」=「アイランドホッピング」ってことか?
海で泳ぐにはボートに乗って沖まで出たり、まわりの小さな島に行かないといけないのか?
ま、ま、まさか。そんなまさか・・・とにかく満潮時に期待しよう。
今日はアイランドホッピングを予約しておいて良かった。
滞在1日目にして、海で泳げなかったら、来た意味ないじゃん。
アイランドホッピングでシュノーケルできることに安心した。
ロビーの集合場所に行くと、当日のアイランドホッピング参加者がたくさんいた。
カップルが1組、若いOL風女性3人組、女子大生2人組、
そしてダイビング仲間(お揃いのダイビングT-シャツ)と思われる
30~40代くらいの男女7人のグループと、自分の計15人。全員、日本人だ。
スタッフはフィリピン人の若い男の子が一人。
彼の名前はSai (ココでは愛称だけにしておこう)。彼はほんの少しだけ、日本語が出来るようだ。
それぞれにシュノーケルセットとバスタオルが配られていたが、
自分はシュノーケルを持参していたので、セットはフィンだけを借りた。
ホテルのビーチからは長い長い、とても長い桟橋があり、その先端まで歩く。
遠浅だから、ここまで来ないとボートが停められないようだ。
ボートに乗って、約20分。ヒルトゥガン島付近のシュノーケルポイントへ。
ここは自然保護区に指定されている、有名なダイビング&シュノーケルポイント。
透明度の高い、ブルーグリーンの海に早速飛び込む。
・・・ひゃ~~~気持ちいい!!
海はものすごくキレイで、カラフルな魚たち、珊瑚もたくさん見れる。
みんなはライフジャケットを着用しているので浮いてるだけだが、
自分はシュノーケルにライフジャケットなんて「ノン、ノン」なのさ!(笑)
5mくらい潜れば、イソギンチャクから顔を出す「ニモ」(クマノミ)も目の前で見れる。
そしてゆっくりと浮上する時、
水面ギリギリに見える、水面に反射する太陽の光が水中からもキラキラと見えるのだ。
海の中でいつも思うこと。
海の中は静かだけど、何故かパチパチと弾けるような音がする。
この音は魚が発する音なのか?珊瑚の呼吸の音?なのか、本当のところは自分には分からない。
だけど、どこまでも広く、深く、続くこの海は世界中に繋がっている。
素潜りだから、潜っていられるのは、ほんのわずかな一瞬だけど、
このままずっと海の中を泳いでいられるような気になるのだ。
もっと深く、深く、海の底まで行けるような気になるのだ。
自分は特に泳ぎがうまいわけでもないし、グラン・ブルーのように深く潜水ができるわけでもない。
でも、海の中で泳いでいる時、自分の体ひとつで潜っている時、
体中が生き返るような気がするのだ。嬉しくて、幸せで、ゆったりとした気持ちになれるのだ。
・・・実は前世は魚だったんじゃないのかな~なんて思っていたりする。
本当はそんなこと言うのは、ちょっと恥ずかしいのだけど(笑)
気づいたら他の参加者はもうみんなボートに上がっていた。
イカン、イカン、団体行動を乱しちゃいかん。
ボートに乗って次の島へ。
着いたのはパンダノン島。
ビーチの目の前にカラブキ屋根のついたコテージ風の休憩所のようなものがいくつも並んでいる。
この島の左手は島民たちがつつましく暮らしているような集落、
右手が日帰りアイランドホッピングでやってくる観光客のためのエリア。
自分たちが島に着いた時はとても静かで、ここであと半日自由に過ごすとのこと。
数組ごとに7~8人用のコテージをシェアすることになり、自分は女子大生2人組と一緒になった。
ビーチバレーをする人、ビーチのまわりを散歩する人、シュノーケルをする人・・・
自分はビーチの目の前に建つ大きな木の下でサンミゲルビールを飲みながら
美しくて静かな海をただただボーっと眺めていたが、
しばらくしてコテージを挟んで反対側のビーチを歩くことにした。
島の子供たちが数人、おおはしゃぎをしているので近づくと、
オレンジ色の大きなヒトデや、更に大きな紫色のドロリとしたクラゲを発見。(写真参照)
子供たちはシャイだけど人懐っこい笑顔を向けてくる。
「マーヨン・ウッド(こんにちは)」と島の言葉であるピサヤ語で話しかけてみると
みんな口々に挨拶してくれ、
中には、たどたどしく「コンニチワ」と日本語で言ってくる子供もいて驚いた。
子供たちは手にバケツを持っていて、何やら色んな色のドロドロしたものが入っていたので、
「ウンサ・キニ?(これは何?)」と聞いてみると、海草を取ってきて、食用にすると言う。
おいしいから食べてみなよ!と笑顔で言ってくれたが、
日本人観光客のヤワイお腹には耐えられそうもなかったので、丁重に断ってその場を後にした。
コテージの辺りまで戻ってくると、人・人・人!
さっきまであんなに静かだったビーチが、
欧米人・韓国人などの大勢のツアー客が押し寄せ、すごい騒ぎになっている!
そしてそれぞれの団体のランチバーベキューのいい匂いが・・・。
チラッと見ると、欧米人のバーベキューは肉・肉・肉!
韓国人の団体周辺は、とにかくキムチ・キムチ・キムチの匂い!
フィリピンの小さな島にいても、それぞれのお国柄が垣間見れるランチタイムだった。
さて、うちらのランチバーベキューは???グトム!グトム・ナ・アコ!(お腹が減ったよ~!)
コテージに戻ると、ちょうどスタッフのSaiがランチバーベキューを配っていた。
Saiは島に着いた早々から仕込みを始めていたから、楽しみにしていた。
串焼きの肉とシーフード、コーン、ごはん・・・とボリュームはたっぷり、味は・・・・・まぁまぁ(笑)
ま、こういうのって「雰囲気」で食べるものだからね(笑)
デザートには山盛りのフルーツ盛り合わせも来て、これはおいしかったな~
スイカ、パイナップル、バナナ、そして何と言ってもフィリピンマンゴー!
やっぱり南国のフルーツは最高だね。
女子大生たちと色んな話をしながら、ランチを頂きました。
コテージの前では、島のおばちゃんたちがゴザをひいて、
貝殻やアクセサリーなどの「定番」のお土産売りをしていたり、
おじちゃんたちが採ってきた魚や貝、ウニなどを売っていた。
そして比較的若い感じの島の男の人たちは木陰でゲームの賭けをしていた。
何となく彼らと話しているうちに、すっかり島民たちと仲良くなってしまい、
彼らに混じってお土産屋の番をさせられたり、彼らとビールを賭けてゲームをしたり・・・
英語と自分の拙いフィリピノ語で会話は半分半分だけど、何となく通じあっちゃったりするから不思議。
同じボートで来た他のツアー客たちからは奇異な目で見られたが、
別に全然気にならない!むしろ、こういう出会いや経験が旅の楽しみだと思っている。
暑くなると海に飛び込みシュノーケルをしたり、
島の人たちと木陰でワイワイガヤガヤしてみたり、
そんな時間はあっという間に過ぎ、島を出発する時間になった。
特に仲良くなったジュンジュンから「また絶対来いよ~!」と言われ、再会を約束して別れた。
島を後にして、桟橋に戻ったのが午後4時。
あ~楽しかったな~滞在初日からこんなに満喫できたなんて・・・セブ島最高~。
でも、また長い長い桟橋を歩いている時に見たビーチは・・・やっぱり干潟だった(泣)
・・・がっくり。
しばらくプールサイドでのんびりしつつ、部屋に戻ってシャワーを浴びた。
夜は昼間コテージをシェアした女子大生たちが「行って良かったです~」と言っていた
「セブ・パラダイス・スパ」に行ってみることにした。同じマクタン島内であれば無料で送迎してくれるらしい。
早速電話で予約すると19:30にピックアップに来てくれるという。
ホテルから約30分で、スパの入っている「ウォーターフロント・エアポートホテル」に到着。
ここはカジノで有名な大型ホテル。
スパでは、シャワーブース、サウナ、ジャグジーが自由に入れ、
サウナでは冷たいおしぼり(ハーブのいい匂い)、冷たいドリンクのサービスがあり、
マッサージはたっぷり1時間丁寧にやってくれる。(マッサージのコースもたくさんあり)
これで3000円ポッキリ!(フィリピンペソ、日本円、米ドル、もちろんカードも使用可)
・・・マジ、最高~!セブ島万歳~!
部屋のシャワーが暗くて狭く、水の出もあまり良くないので、
ここに風呂に入りに来る感覚で来てもいいかも。
しかもマクタン島内なら送迎無料だから、
人里離れたホテルから高いホテルタクシーを使って町に出ることを考えたら、
食事や買い物のついでにココに寄れば、アシ代が掛からない!
なんて素敵な考えだろう・・・。よし、明日もここに来ようっと(笑)
スパの車でホテルに戻ったのが22時。いい加減腹が減った。
ホテルのレストランは24時間営業だが、ディナーのミールクーポンの使用は23時まで。
急いでレストランに直行したら、まだ意外と賑わっていた。
・・・冷たい生ビール(サンミゲル)がうまいのなんの~!マブハイ(乾杯/万歳)!!
今夜もバンドの生演奏を聞きながら、また勝手に出てきたディナーをガツガツ食べて
23時には部屋に戻り、バタンキュー!
今日は最高の1日だった・・・明日も晴れますように! 5/15/2007 第一章 セブ島までの遠い道のりホント今更だけど、去年秋に行ったフィリピン・セブ島の旅をまとめたいと思う。
10/28(土)
朝10時のフライトのため、早めに成田へ。
セブまでは直行便が出ているが土曜日はマニラでの乗り継ぎ便のみ。
フィリピン航空のチェックインカウンターへ行くと、ものすごい長蛇の列。
右も左もフィリピン人・・・。特に女性が多い感じ。
中には日本人男性とフィリピン人女性の夫婦(&子供)もいたりするが、
共通するのは大量の荷物(ダンボール)を持っていること。
・・・なんじゃこりゃ?
しかも、特に気になったのは、フィリピン人の9割以上の人が
「日清カップヌードル シーフード味」をケース買いしていくつも持っていること。
・・・なぜ、カップヌードルを大量に持って行くのか?
・・・なぜ、しょうゆ味でもカレー味でもなく、全員が「シーフード味」なのか?
クリスマスでもお正月でもないが、
とにかく皆、一様に尋常ではない量の荷物なので、重量オーバーで揉めている。
しかもその場でダンボールを開けて、
中身を出したり、他に移したり、分けたり、詰めなおしたり・・・
おまけに職員にそれを手伝わせようとしたり、ハサミやらガムテやらを借りたり・・・
どのフィリピン人も職員相手に文句ばかり言って、しかもチンタラチンタラ作業をする。
まったく、1mmも、後ろの人たちのことを考えてない様子。
・・・・・全っ然、まったく、いつまでたっても、列が進まないんですけど。(相当イライラ)
フィリピン人ってこんな人種?
数時間後には、「みんなの尋常ではない量の荷物」の謎が解けるのだが、
初めての国、フィリピン人への「・・・やれやれ」で、この旅が始まった。
何とか機内に乗り込み、離陸。マニラまで約4時間の空の旅。
自分は通路側の席をリクエストしていたが、3人席の残り2席はフィリピン人女性2人組。
40~50代と思われるそのフィリピン人女性2人組は
流暢な日本語とフィリピノ語(タガログ語)を織り交ぜた不思議な会話をしていた。
しばらくして回ってきたドリンクのサービスで、まずビール!
もちろんフィリピンの「サンミゲル ビール」をチョイス。
フィリピン航空も他の多くのアジアエアラインと同じくアルコール類は無料で嬉しい限り。
ビールを喉に流し込んで、ウトウトと一眠り。今朝は4時起きだったので眠い・・・。
しばらくして、配られた税関申告書などを書いていたところ、すぐ隣の女性が話しかけてきた。
彼女たちは姉妹で、それぞれ日本に嫁いて20年以上経ち、
今回は2人だけでマニラにある実家へ3年ぶりの里帰りだという。
3人で話しているうちにすっかり意気投合してしまい、
フィリピンのことや日本での生活、おすすめの料理やフィリピノ語講座、
2人の生い立ちやマニラの実家の話まで、たくさんの話を聞いた。
そこで、ふと思い出して、今朝空港で見たフィリピン人の
「大量の荷物」と「シーフード味のカップラーメン」について聞いてみた。
なんと、旅行中にあたる11/1は「万聖節(All Saints' Day)」と言って、
フィリピンのお盆にあたる祝日。(翌2日は死者を弔う万霊節)
全く知らなかったが、要はフィリピン人のお盆帰省ラッシュだったというわけ。
この期間にはミサや家族によるお墓参りが行われるのだが、
10/31夜から一族が墓前に集まり、供物を捧げたり、食事やゲームをして夜明かしをするのだという。
フィリピン人は祖先や家族をものすごく大事にするのだが、
その「家族」とは単に祖父母、両親、子供、孫、曾孫、甥、姪・・・だけではない。
親戚一同、義理の家族、そのまた子供・・・など、「一族」みんなで「ひとつの家族」となる。
その「何十人家族」のうち、1/3~1/4は「海外へ出稼ぎ」に出ていて、
フィリピンに残る「家族」を金銭的に支えているのだが、
その海外生活支援組も、11月の「万聖節(All Saints' Day)」や12月の「クリスマス」だけは
一族それぞれに「大量のお土産」を持って里帰りし、家族と過ごすのだという。
そしてその「大量のお土産」の中でも、「フィリピン人にものすごく喜ばれるバラマキ用」が
「日清カップヌードル シーフード味」ということらしい。
・・・・・なんのこっちゃ!(笑)
どうやらフィリピン人は「しょうゆ味」でも「カレー味」でもなく、一様に「シーフード味」がお好みらしい。
・・・・・なんやねん!(笑)
でも、フィリピンという国に入国する前に、
すでにフィリピン人にフィリピンのことが聞けるなんて・・・これも何かの縁ですね。
2人と出会って、今朝の「フィリピン人って・・・やれやれ」な気持ちが少し変わりました。
そんなこんなで、すっかり仲良くなった彼女たちと機内で写真を取ったり、
連絡先を交換しあったりして、マニラに到着!
彼女たちはもちろん入国。自分は国内線の乗り継ぎということで、別れた。
・・・が、乗り継ぎの国内線ターミナルが分からず(表示もアナウンスも見つからない!)
ウロウロしていると、また彼女たちと再会!
ターミナルを探している自分を気遣い、知り合いの空港職員を見つけてきて、
乗り継ぎのターミナルを詳しく教えてくれた。
彼女たちは口々に日本語と英語で
「本当に一人で大丈夫なの?」
「とにかく気をつけるんだよ」
「知らない人についていっちゃだめよ」
と、まるで自分の子供のように心配してくれ、マニラの実家の電話番号まで握らせ、
「何かあったらすぐ電話するのよ!」と言ってくれた。
自分はもう30をとっくに過ぎたいい大人だし、一人旅もそこそこ慣れているんだけど(笑)
でも、彼女たちの気持ちがすごく嬉しかったし、この出会いにとても感謝した。
さて、感傷に浸ってる暇もなく、彼女たちとハグして別れ、国内線ターミナルへ。
一旦、外に出て、大きな野外階段を3階まで上がると、国内線ターミナル。
入り口や建物がいくつもあって、とりあえず一番近いターミナルの入り口へ入ろうとすると
職員がチケットを見せろという。不機嫌な顔して、「ココは違うから、アッチ」
・・・アッチってどっちよ?
そんなこんなで、3ヶ所目入り口でやっとセブ行きのターミナルに辿りついた。
・・・・・すっげー分かりづらいんですけど!!!
自分はとにかく空港職員に聞きまわりながら探し当てたけど、
英語に自信がないのか?ガイジン(職員)に声を掛けられないのか?
困ってウロウロしている日本人観光客が、たくさんいた。(そりゃそうだ!)
ダイビングが有名で、日本人観光客が多いセブ島行きのフライトなんだから、
もうちょっとアナウンスするとか、分かりやすい表示をするとか、
ちょっとくらい職員が案内してくれるとか、あってもいいと思うんだけど・・・
おまけに手荷物検査とか、国内線の空港税などを払ったのち、
今度は搭乗ゲートが分からずまたしてもウロウロ・・・・・
こんな分かりづらい空港は初めてだよ。・・・・・はぁ。(ため息)
ここでも「フィリピン・・・やれやれ」だった。
やっと国内線に乗り込み離陸を待つ。セブまでは1時間とちょっと。・・・眠くてウトウト。
目が覚めるととっくに1時間を過ぎていたのに、ナントまだ離陸せず!
もーーーマジかよ?(グッタリ・・・)
1時間以上のディレイを経て、離陸。・・・なんか疲れたなぁ。
当然1時間以上遅れてセブ・マクタン島に到着。
セブ島は本来の「セブ島」とそこから大きな2本の橋でつながっている「マクタン島」があり、
一般的にはその総称で「セブ島」と呼ばれている。
セブ島の玄関口である空港もマクタン島にあり、リゾートホテルなどが建ち並び、
いわゆる「リゾート地」としてのセブ島は、この「マクタン島」の方である。
さて、空港の外に出ると・・・さすが南国。暗くなりつつあるのに、熱帯の暑さが肌を刺す。
一服してからピックアップバスでホテルへ。
町の景色を見て驚いた。
たしかにココは東南アジア。
バリのクタだって、プーケットのパトンだって、シンガポールのブギスだって、
人々の熱気や活気はもちろん、様々な屋台から交じり合う食べ物や香草の匂い、
南国の芳醇なフルーツの香り、そして車やバイクの排気ガスが漂っていた。
そう、東南アジア独特の景色と匂いだ。
しかし、セブ・マクタン島の町は、人々の活気とともに、貧富の差がハッキリと見えた。
たしかに日本人観光客からすれば、東南アジアの国々は貧しいと思われる人々がたくさんいるだろう。
(その分、日本人にはない心の豊かさがあるのだけど、その話はまた別の機会に)
そして、大抵、低所得者や本当に貧しい人々が暮らすようなビレッジや集落は
ホテルから離れていたり、観光客の行動範囲には入らないようなエリアであったりする。
しかしココでは、ホテルから一歩外に出ると、そこは人々が普通に暮らす生活がある。
人が生活してるとは思えないような建物には大勢の家族が住み、
幹線道路とは思えないような大通りは、ところどころ陥没している。
その道路にはタクシーと、ジープニーと呼ばれるバス、
バイクや自転車を改造してサイドカーをつけたトライシクルと呼ばれる乗り物などが
ところ狭しと排気ガスを撒き散らして走り、
さらに大人、子供、リヤカー、動物までが道路を普通に横切る。車道も歩道も関係ない。
交通ルールというものは全く存在せず(事実、あちらこちらで常に大小の交通事故が起こってる)、
ものすごい排気ガスと屋台料理のコントラストは、めっちゃくちゃ「非衛生的」だ。
この島は「ごちゃ混ぜ」という言葉がピッタリかもしれない。
ここまで言うと「汚い」「臭い」「行きたくない」と思われるかもしれない。
自分自身もたくさんの国において、治安の悪いエリア、貧民街、スラム街などを見たことがあったけど、
その中でもセブ島は道路交通事情、衛生面、貧富の格差は、すごいものがある。
でも・・・自分は嫌いじゃない。この東南アジアの「混沌」とした雰囲気。
治安が悪いわけじゃない、でもこの排気ガスと町の汚さの中でも、人々の活気がすごいのだ。
ぶつかりそうでぶつからない乗り物同士、轢かれそうで轢かれない人々(でも事故もよく起きる)。
すげーな、この島!(ワクワク)
朝、成田を出てから8時間。熱帯の島が暗闇に包まれる頃、ホテルに到着。
今回のホテルは「パシフィックセブリゾート」を予約。
チェックインを済ませるとアクティビティのツアーデスクのおばちゃん(フィリピン人)に呼び止められる。
島をまわってシュノーケルをする「アイランド・ホッピング」に参加したかったので、
ツアーデスクのおばちゃんに相談。
このおばちゃん、人懐っこくて話好きで早口(英語)で、いかにもフィリピン人のおばちゃんって感じ。
しかし話を聞くと、オプショナルツアーはどれもバカ高い。
アイランド・ホッピングの1日ツアーが一人95ドル!しかも自分のような一人参加の場合はナント130ドル!!!
・・・ありえねーーーーー
たしかにホテルのアクティビティなんてどこも高いのは分かっているが、
このホテルは日本人観光客が多いので(たしかオーナーも日本人?)、
フィリピンの物価を考えると、相当ぼったくってんなー、という感じ。
でもまぁ、ここまで来てやりたいことをケチるのもなんだし、
なんとか一人参加でも95ドルにしてよーとおねだりすると、
「明日だったら他にも参加のお客さんがいるから、95ドルでもいいよ」というので、
翌朝からのツアー参加で了承した。
すっかりおばちゃんと話し込んでしまったが、そろそろ腹が減った。
とにかく部屋に行って荷物をおこう。 部屋はガーデンビューの2階建てヴィラの1階部分。テラス付のスーペリアルームだ。
自分の海外旅行は常にリッチ旅行ではないので、ホテルはいつも「中の下/下の上」クラス。
しかし、今回は「洗濯モノが干せる広いテラス付」と聞いてスーペリアを予約した。
・・・が、部屋に入ると、これがスーペリアかぁ・・・といった感じ。
ま、安いホテルですからね。期待しすぎちゃいけません。ええ、そんなもんです。
・・・そもそも渡航前に買った「るるぶ」やサイトで見たホテルの写真は、
かなり良く撮れてるな、実際より5割増しだな(笑) という感じ。
まぁ、広告・出版業界に長いこといるので、そんなことは常識だが、
改めてこの「スーペリアルーム」を見て・・・・・ま、そんなもんですね(笑)
どうせ一人だし、そこそこ広いし、まぁ全然いいでしょ。
まずは着替えて、部屋でちょっと休んで、
ホテルのレストラン(南国らしく、プールとビーチに面した屋根の付いた屋外)で夕食を取ることにした。
実は今回は最初の4日間は朝・昼・夜とミールクーポンが付いていた。
朝のブッフェはともかく、昼と夜なんてホテルでなんて食べないよ、と思っていたのだが、
実はこのホテル、人里離れたエリアにあって、隔離?されているのだ。
銃を持ったガードマンが多数いて厳重に締められたホテルゲートの外は、
ひどく貧しい家々(家というか何と言うか・・・人が住んでいるのか空き家なのか、
人が住めるような家なのか・・・というような雰囲気)がひっそりと建ち並び、夜は真っ暗・・・
それでいて家の軒先で住人たちが裸で食事をしたり酒を飲んだりしているようなところで、
仮にその住宅街?を抜け大通りに出るまで歩いたとしたら
20~30分は掛かるだろうと思われる。(しかも道が複雑で覚えるのは困難) そんなわけで、ホテルから外に出て食事や買い物をするには
ホテルタクシー(通常の10倍近い値段)を利用しないといけない、ということに気づいたのだ。
うーん・・・このホテルを選んだのは間違いだったか?
それともセブ(マクタン島の場合)のホテルはどこも徒歩圏内で食事や買い物が出来ないものなのか?
まだまだセブは未知の世界・・・
そんな思いでミールクーポンを持って夕食へ。
席に着くとドリンクとスープは別料金だと言うので、とにかくサンミゲルビールだけをオーダー。
料理は勝手にワンプレート(肉やシーフードが2種と野菜料理1種)とライスが出てきた。
(その後も昼・夜とも毎日日替わりで色んな料理が勝手に出てきた)
そしてディナータイムのレストランはバンドの生演奏で賑やかだった。
しかも、レストランに来てみてビックリ!
・・・日本人しかいない。
どうやらこのホテル、日本人経営のダイビングショップ(スタッフも日本人ばかり)が敷地内にあり、
日本人ダイバー御用達のホテルだったらしい・・・
何にも知らずにやってきた自分は、この日本人だらけのホテルにテンション下がりまくり・・・。
さて、バンドの生演奏は誰しも知っているようなナンバーを英語で歌い、
(カーペンターズとかビートルズとか)
それぞれのテーブルをまわり、リクエストを受けると日本語でも歌っていた。
・・・サザンとかテレサ・テンとか加山雄三とか(笑)
ま、それだけ日本人観光客が多いってことです、このホテル(笑)
夕食を済ませて、レストラン隣のプール(23時まで泳げ、ライトアップされている)のチェアーで一服。
目の前の海は真っ暗で何も見えないが、空は満点の星!すごい!!!
明日は朝から島を回ってシュノーケル。楽しみだ~!!!
部屋に戻るともう10時近く。疲れた・・・ホントに疲れた。
シャワーを浴びてベッドに入る。
長い長い1日だった。
そして長い長いブログだ。まだ初日なのに。まだ「楽園」の海も登場していないのに(笑)
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